フレンズプロビデント全集2023!解約と運用成績アップの方法

2017年7月29日

フレンズプロビデント(Friends Provident International)を徹底解説

海外積立は、今や日本人の間でも密かにブームとなり、海外投資の登竜門的な存在と言えます。

今回は、フレンズプロビデント・インターナショナル社(Friends Provident International)が販売する、プレミア(Premiere)という海外積立について詳しく解説します。

フレンズプロビデントの会社概要や契約条件、フレンズプロビデントの手数用(解約手数料含む)、運用成績をアップする方法、メリットとデメリット、契約、譲渡、減額、引き出し、解約、IFA移管、違法性、最もお得に契約する方法について解説していきます。

フレンズプロビデントの会社概要

フレンズプロビデント(Friends Provident)は、1832年創業し2001年に株式会社化されてロンドン証券取引所に上場しました。
そしてロンドン証券取引所で、時価総額が大きい上位100社で構成されるFTSE100(イギリスの代表的な株価指数)に組み込まれています。

2011年には社名をフレンズライフ(Friends Life)に変更し、2014年にはイギリス保険最大手のアビバ(Aviva)に買収されましたが、その後もサービス内容に大きな変更はありません。

  • 設立:1832年
  • 本社:マン島
  • 格付:S&P(A-)Moody’s(A2)
  • 上場:FTSE100銘柄
  • 拠点:マン島・英・独・ドバイ・シンガポール・マレーシア・香港

フレンズプロビデント・プレミアの契約条件

フレンズプロビデント・インターナショナル社(Friends Provident International)プレミア(Premiere)の契約条件など詳細を一覧表にしてみました。

項目条件
申込み場所香港
ファンドタイプミラーファンド(200種類)
分散可能ファンド数10種類
共同名義人の設定可能
保険金受取人の指定可能
積立通貨米ドル・ユーロ・英ポンド・香港ドル
保険の有無あり(101タイプ)被保険者の死亡時は時価総額の101%が支払われる
最低積立金額250米ドル(2,000香港ドル)
最低追加金額50米ドル(400香港ドル)
最低一括追加金額3,000米ドル
契約期間5年~25年(75歳の誕生日を迎えるまで)
契約可能年齢18歳~75歳
初期口座期間18ヶ月
最低口座維持残高
積立の停止可能(初期口座終了後)
一部取り崩し可能
ボーナスあり(年に数回あるキャンペーン中はボーナス率アップ)
クレジットカードでの積立可能(VISA・Master)
銀行口座からの積立可能
フレンズプロビデント・プレミアの契約条件一覧表

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フレンズプロビデント・プレミアの手数料

フレンズプロビデント・インターナショナル社(Friends Provident International)プレミア(Premiere)の手数料を一覧表にしました。

手数料一覧内容
契約手数料6米ドル/月
管理手数料初期口座残高の1.5%/3ヶ月毎(満期まで)
貯蓄口座手数料貯蓄口座残高の0.25%/3か月毎(満期まで)
スイッチング手数料なし
ビット/オファー
スプレッド差手数料
なし
早期解約手数料あり
一括追加手数料追加資金の7%
カード手数料1%(クレジットカードで積立を行う場合のみ)
運用委託費IFAにより異なる
フレンズプロビデント・プレミアの手数料一覧表

フレンズプロビデント・プレミアの早期解約手数料

フレンズプロビデント・インターナショナル社(Friends Provident International)プレミア(Premiere)の途中解約にかかる早期解約手数料を一覧表にしてみました。

早期解約に関しては、初期口座に対して満期までの契約残存年数に応じた解約手数料がかかります。
貯蓄口座に対してはかかりません。

残存年数解約手数料(%)残存年数解約手数料(%)
2487%1251%
2384%1148%
2281%1045%
2178%942%
2075%839%
1972%736%
1869%633%
1766%530%
1663%424%
1560%318%
1457%212%
1354%16%
フレンズプロビデント・プレミアの解約手数料一覧表

フレンズプロビデント・プレミアのデメリット

フレンズプロビデント・インターナショナル社(Friends Provident International)のプレミア(Premiere)に積立を行うデメリットをまとめてみました。

  1. 初期口座期間中(18ヶ月~24ヶ月)は積立が必須である
  2. 早期解約は、解約手数料が高く積立金の大半が戻らない
  3. ミラーファンドなのでファンド価格には目に見えない手数料が含まれている
  4. 積立期間が長いのである程度の忍耐が必要
    短期的な運用益を求める人には向かない
  5. 運用実績はプラスになると限らない(元本割れリスクがある)
  6. ファンド入替(スイッチング)するとドルコスト平均法にならない

ミラーファンドとは、保険会社内で既成ファンドのコピー商品を作って、既成ファンドと同じように運用をするものです。

フレンズプロビデント・プレミアのメリット

フレンズプロビデント・プレミア(Premiere)に積立を行うメリットです。

  1. 月々3万円程度の少額から積立ができる
  2. クレジットカードが使えるので、海外の銀行口座がなくても海外積立ができる
    もちろん香港など海外の銀行口座を使うことも可能
  3. 1口1000万円もする高額ファンドも保険会社で小口に分けられているので投資ができる
  4. 保険会社やIFAに運用委託ができるので、高い投資の知識を必要としない
  5. 積立額によって通常の積立金にボーナスが付与される
  6. 18歳以上の方を共同名義人として申込みができる
    商品によっては家族以外の人でも共同名義人にできる
  7. 満期時に円安になっていればラッキーかも。。

フレンズプロビデント・プレミアの運用成績をアップする方法

フレンズプロビデントの運用成績をアップする方法

多くの方が、フレンズプロビデント社(Friends Provident International)のプレミア(Premiere)の勧誘時に、「運用のプロであるIFAのファンドマネージャーが運用するので、年利10%は当たり前です」などと説明されるようですが、マイナス運用で元本割れして解約を希望する人が多いのも事実です。

IFAの運用が下手、相場状況が悪いタイミングであるなど、様々な要因があると思いますが、やはりマイナス運用で元本割れする最大の要因はIFAの運用が下手クソだからと言えます!

解約したいという方も多いのですが、
早期解約は解約手数料が高いので絶対におすすめしません!

じゃあどうすれば良いのか?
という事ですが、その答えは、他の運用成績のいいIFAに移管しましょう👍

私の知っているIFAは、過去20年で平均13%/年という素晴らしい実績を残しています。
(希望があれば紹介させて頂きます。)

海外積立は積立という性質上、目先の運用成績に一喜一憂するのではなく、運用の上手いIFAで忍耐強くコツコツ積立をした者だけが最後に勝ち残れる確率が高いのです!

S&P500など海外指数のチャートを見ていただくとよく分かりますが、相場とは短期的には上げ下げを繰り返していますが、長期的視点で見れば上がっているものなのです。

だから海外積立には、忍耐が必要なのです💪

既に、フレンズプロビデント社(Friends Provident International)のプレミア(Premiere)の契約をされていて運用成績が悪く解約を検討されている方は、IFA移管という選択肢も検討して見て下さい。

フレンズプロビデント・プレミアのIFA移管方法

IFA移管

フレンズプロビデントの契約後に、何らかの理由で紹介者との連絡が途絶えて契約しているIFAすら分からなかったり、IFAの運用成績やサポートが悪い場合は、IFAを簡単に移管することができます。

IFAの移管はとても簡単です。

  1. 香港やシンガポールなどで、移管先IFAを探します
  2. 移管先IFAの候補が見つかったら、過去の運用成績を見せてもらいます
  3. 納得できる運用成績ならIFA移管の手続きを開始します

上記手順でIFAの移管手続きは終了です。
※元のIFAに連絡をしたり書類を提出する必要はありません。

フレンズプロビデントのIFA移管サポートを行っています!
IFA移管を希望される方は、下記ページよりご依頼くださいませ。

フレンズプロビデント・プレミアの契約・譲渡・解約・減額・引出し方法

フレンズプロビデント・プレミアの契約・譲渡・解約・減額・引出し方法

現在、フレンズプロビデント・インターナショナル社(Friends Provident International)のプレミア(Premiere)は、日本人の新規契約はできません。

フレンズプロビデント社の海外積立商品の新規契約はできませんが・・
譲渡という形であれば契約することが可能です。

譲渡は簡単で、既にフレンズプロビデント社の積立商品の契約をしていて解約したい方から、早期解約したときに手元に残るお金よりも多い金額で買い取って名義変更します。

譲渡により購入される方は時価総額よりも安く契約でき、譲渡する側は解約するよりも多くのお金が入るため、お互いにWin-Winの関係といえます。

早期解約希望者の方から譲渡の依頼がありましたら、旅トモ限定のメルマガにて案内させて頂きます👍

フレンズプロビデント社のプレミア(Premiere)の譲渡(名義変更)、解約の手続きは、契約しているIFAを通して行います。
IFAが準備してくれた書類にサインをして、IFAに必要書類を送るだけですべて完了します。

まとめ

フレンズプロビデント社の海外積立をMLMやネットワークビジネスの商材として大規模的に勧誘している組織やグループが多数存在していて、彼らや彼らの関係者から紹介されて契約された方から「騙された」とか「詐欺」とか「違法」といった言葉を聞く確率がダントツで高いです。

そして不思議なことに、、
彼らネットワーカーが紹介するIFAは、なぜか運用が下手な同じIFAに集中しています😅

結局のところ投資を知らないど素人が、紹介コミッション目当に運用成績の悪いIFAで契約させていることが原因で、フレンズプロビデント社の積立商品が悪いわけではありません。

良いIFAに繋いでさえいれば、問題ないのです。

もちろん相場状況によっては、年単位で運用成績がマイナスになる年もあって当然ですので、海外積立に投資される方も長期投資について理解する必要があります。

この記事を読んで、少しでもフレンズプロビデントで「騙された!」とか「詐欺だ!」という方が減れば幸いです。

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