スタンダードライフ全集2023!解約や利回りアップの方法など

2017年8月2日

スタンダードライフ(Standard Life)ハーベスト101を徹底解説

日本人に人気の高かった海外積立のスタンダードライフ社のハーベスト101(Harvest 101)について詳しく解説します。

スタンダードライフ社(Standard Life)の会社概要、ハーベスト101の契約条件や手数料、早期解約手数料、運用成績をアップする方法、メリットとデメリット、解約や引き出し方法、IFAの移管方法、違法性について解説して行きます。

スタンダードライフ社(Standard Life)の会社概要

スタンダードライフ(Standarad Life)は、設立が1825年と歴史のある会社で、2006年にロンドン証券取引所に上場し時価総額が大きい上位100社で構成されるFTSE100(イギリスの代表的な株価指数)に組み込まれていました。

2017年3月に、アバディーン アセット マネジメントと株式合併し同年8月にスタンダード ライフがスタンダード ライフ アバディーンに改名されました。

2021年スタンダードライフの名前をフェニックスに売却し社名が、abrdn plc(アバディーン)に変更されました。
現在はFTSE250銘柄(イギリスの代表的な株価指数)に組み込まれています。

  • 設立:1825年
  • 本社:イギリス(エディンバラ)
  • 各付:S&P(A+)Moody’s(A1)
  • 上場:FTSE250銘柄
  • 拠点:英・カナダ・独・アイルランド・オーストリア・香港・中国

スタンダードライフ・ハーベスト101の契約条件

スタンダードライフ(Standard Life)ハーベスト101(Harvest 101)の契約条件など詳細を一覧表にしました。

項目条件
申込み場所香港
ファンドタイプダイレクトファンド(18社約180種類)
分散可能ファンド数10種類
共同名義人の設定可能
保険金受取人の指定可能
積立通貨米ドル・ユーロ・香港ドル
保険の有無あり(101タイプ)被保険者の死亡時は時価総額の101%が支払われる
最低積立金額250米ドル(2,000香港ドル)
最低追加金額30米ドル(240香港ドル)
最低一括追加金額1,200米ドル
契約期間5年~25年(80歳の誕生日を迎えるまで)
契約可能年齢18歳~75歳
初期口座期間18ヶ月:5年~10年契約
20ヶ月:11年~15年契約
22ヶ月:16年~20年契約
24ヶ月:21年~25年契約
最低口座維持残高1,500米ドル
積立の停止可能(初期口座終了後)
一部取り崩し可能
ボーナスあり(年に数回あるキャンペーン中はボーナス率アップ)
クレジットカードでの積立可能(VISA・Master)
銀行口座からの積立可能(最初の2回はクレジットカードでの支払い)
スタンダードライフ・ハーベスト101の契約条件一覧表

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スタンダードライフ・ハーベスト101の手数料

スタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)の手数料を一覧表にしました。

手数料一覧内容
契約手数料7.5米ドル/月
管理手数料初期口座残高の0.5%/月(満期まで)
貯蓄口座手数料貯蓄口座残高の0.125%/月(満期まで)
スイッチング手数料なし
ビット/オファー
スプレッド差手数料
なし
早期解約手数料あり
一括追加手数料追加資金の5%
カード手数料1%(クレジットカードで積立を行う場合のみ)
運用委託費IFAにより異なる
スタンダードライフ・ハーベスト101の手数料一覧表

スタンダードライフ・ハーベスト101の早期解約手数料

スタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)の早期解約にかかる解約手数料を一覧にしました。

早期解約に関しては、初期口座に対して満期までの契約残存年数に応じた解約手数料がかかります。
貯蓄口座に対してはかかりません。

残存年数解約手数料(%)残存年数解約手数料(%)
2486%1246%
2383%1142%
2280%1038%
2177%934%
2074%830%
1971%726%
1868%622%
1765%518%
1662%414%
1558%310%
1454%26%
1350%13%
スタンダードライフ・ハーベスト101早期解約手数料一覧表

スタンダードライフ・ハーベスト101のデメリット

スタンダードライフ・ハーベスト101のデメリット

スタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)に積立を行うデメリットをまとめてみました。

  1. 初期口座期間中(18ヶ月~24ヶ月)は積立が必須である
  2. 途中解約は、解約手数料が高く積立金の大半が戻らない
  3. 積立期間が長いのである程度の忍耐が必要
    短期的な運用益を求める人には向かない
  4. 運用実績はプラスになると限らない(マイナスリスク・元本割れリスクを含む
  5. ファンド入替(スイッチング)するとドルコスト平均法にならない

スタンダードライフ・ハーベスト101のメリット

スタンダードライフ・ハーベスト101のメリット

スタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)に積立を行うメリットを書いてみました。

  1. 月々3万円程度の少額から積立ができる
  2. クレジットカードが使えるので、海外の銀行口座がなくてよい
  3. 1口1000万円もする高額ファンドも保険会社で小口に分けられているので投資ができる
  4. 保険会社や香港IFAに運用委託ができるので、高い投資の知識を必要としない
  5. 積立額によって通常の積立金にボーナスが付与される
  6. ダイレクトファンドである
  7. 18歳以上の方を共同名義人として申込みができる
  8. 満期時に円安になっていればラッキーかも。。
ダイレクトファンドとは

ダイレクトファンドとは文字取り既成のファンドに直接投資をするものです。
ただ、実際の売り買いを伴うのでスイッチング完了には3~4日の時間がかかります。

一方、フレンズプロビデントなどのミラーファンドは、保険会社内で既成のファンドのコピーを作って、そのファンドと同じ運用をするものです。
しかしそのファンド価格には、目に見えない手数料が多く入るデメリットがあります。

スタンダードライフ・ハーベスト101の利回りをアップする方法

スタンダードライフ・ハーベスト101の利回りをアップする方法

大人気のスタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)ですが、実際に運用を開始してみると運用利回りがマイナスになって元本割れするなどで、解約を希望する人が続出しています😢

IFAの運用が下手、相場状況が悪いタイミングであるなど、様々な要因があると思いますが、やはりマイナス運用で元本割れする最大の要因はIFAの運用が下手クソだからと言えます!

解約したいという方も多いのですが、早期解約は解約手数料が高いので絶対におすすめしません!

他の運用成績のいいIFAに移管しましょう👍

私の知っているIFAは、過去20年で平均13%/年という素晴らしい実績を残しています。
(希望があればIFAを紹介させて頂きます。)

海外積立は積立という性質上、目先の運用成績に一喜一憂するのではなく、運用の上手いIFAで忍耐強くコツコツ積立をした者だけが最終的に勝ち残れる確率が高いのです!

S&P500など海外指数のチャートを見ていただくとよく分かりますが、相場とは短期的には上げ下げを繰り返していますが、長期的視点で見れば上がっているものなのです。

だから海外積立には、忍耐が必要です💪

既に、スタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)の契約をされていて運用成績が悪く解約を検討されている方は、IFA移管という選択肢も検討して見て下さい。

スタンダードライフ・ハーベスト101のIFA移管方法

スタンダードライフ・ハーベスト101のIFA移管方法

スタンダードライフ・ハーベスト101(Harvest 101)の契約後に、何らかの理由で紹介者との連絡が途絶えて契約しているIFAすら分からなかったり、IFAの運用成績やサポートが悪い場合は、IFAを移管することができます。

IFAの移管はとても簡単です。

  1. 香港やシンガポールなどで、移管先IFAを探します
  2. 移管先IFAの候補が見つかったら、過去の運用成績を見せてもらいます
  3. 納得できる運用成績ならIFA移管の手続きを開始します

上記でIFAの移管手続きは終了です。
※元のIFAに連絡したり何か書類を提出する必要はありません。

スタンダードライフ・ハーベスト101のIFA移管サポートを行っています!
IFA移管を希望される方は、下記ページよりご依頼くださいませ。

スタンダードライフ・ハーベスト101の解約・引き出し方法

スタンダードライフ・ハーベスト101の解約と引き出し方法

現在、スタンダードライフ社(Standard Life)のハーベスト101(Harvest 101)は、日本人の新規契約はできません。
また、フレンズ社のプレミア(Premiere)と違い、譲渡という形でも契約することができないのが特徴です。

スタンダードライフ・ハーベスト101(Harvest 101)の解約や資金の引出しの手続きは、契約しているIFAを通して行う事ができます。

IFAが準備してくれた書類にサインをして、IFAに必要書類を送るだけですべて完了します。

スタンダードライフ・ハーベスト101の違法性について

スタンダードライフ・ハーベスト101(Harvest 101)をMLMやネットワークビジネスの商材として大規模的に勧誘している組織やグループが多数存在していて、彼らや彼らの関係者から海外積立を紹介されて契約した方から「騙された」とか「詐欺」とか「違法」といった言葉を多く聞きます。

そして不思議なことに、、
彼らネットワーカーが紹介するIFAは、なぜか運用が下手な同じIFAに集中しています😅

結局のところ投資を知らないど素人が、紹介コミッション目当に商品名を公開して勧誘するなど、金融商品取引法に該当する違法勧誘を行い、さらに運用成績の悪いIFAで契約させたことが原因で、スタンダードライフ社の積立商品が悪いわけではありません。

せめて運用の良いIFAに繋いでさえいれば、問題は起きなかったと言えます。

もちろん相場状況によっては、年単位で運用成績がマイナスになる年もあって当然ですので、海外積立に投資される方も長期投資について理解する必要があります。

この記事を読んで、少しでもスタンダードライフ・ハーベスト101で「騙された!」とか「詐欺だ!」とか「解約したい」という方が減れば幸いです。

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